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作業服・作業用品Q&A

作業手袋に使われる素材は、どんなものがあるの?

手袋に使われる素材は様々で、何種類もの繊維を組み合わせて作られている場合も多いです。
ここでは主に使用される繊維の特徴をご紹介いたします。
ぜひ作業服を選ばれる際の参考になさってください。
 
【塩化ビニル】
丈夫で軽い新素材として、1931年にドイツで生まれました。
柔らかさを自由に変えることができ、着色やプリント加工が容易にできます。
耐油性・耐候性に優れており、物理的強度も強く薬品に侵されにくいのも特徴。
耐熱温度がやや低く、60℃以上の熱に弱いのが短所です。
 
【天然ゴム】
名の通り天然の樹の樹液から精製されたもので、本来のゴムの弾力性があります。
柔軟性があり、低温下でも柔らかいのが特徴。
引き裂き・引っ掻きにも強いです。
油や溶剤に弱いのが短所です。
 
【ニトリルゴム】
耐油性・耐摩擦性・耐老化性・耐薬品性に優れています。
摩擦・突き差しにも強いです。
やや柔軟性に欠け、低温で硬くなるのが短所です。
 
【ポリウレタン】
繊維自体が5~10倍にも伸び、伸縮性があります。
ゴムより細いが強度は強く、強度はゴムの450-800%ほど。
他の繊維と比べて比重が軽いのも特徴です。
塩素や光、カビなどに脆化する場合があることが短所です。
 
【ポリエチレン】
耐薬品性に優れ、強度が強いのが特徴です。
柔軟性もあり、低温でも硬くなりません。
吸水性・耐熱性が低いのが短所です。
 
【綿】
柔らかく肌触りが良いのが人気です。
吸水性・吸湿性に優れ、保温力があります。
また熱に強く丈夫で、発色性・染色性も抜群。
シワになりやすく、洗濯で縮みやすいのが短所です。
 
 
※上記で繊維の特徴をご紹介いたしましたが、最近の繊維は様々な加工により短所が改善し軽減されている場合が多いです。
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